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世界一のメンタル
(商品コード:20180814)
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本書は、世界一のエアロバティック・パイロット室屋義秀と
メンタルコーチ白石豊の軌跡を辿りながら、ビジネスマンのためのメンタルの鍛え方を教える1冊だ。
日頃の成果を肝心要のときに発揮するために必要なものは何か?それは、強靭なメンタルである。
・肝心なところで失敗してしまう人
・本番前に緊張してしまう人
・悪いことを考え出すとドツボにはまる人
こういった悩みを抱えている人は、メンタルをコントロールする必要がある。
どんなに能力があっても、メンタルが不安定では実力を発揮できないからだ。
室屋義秀は、2017年のレッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップで、アジア人初の世界王者に輝いた。
しかし、そこに至るまでの室谷の競技人生は波乱万丈だった。
2010年のレッドブル・エアレースの開催中止、2011年の東日本大震災……。
メンタルが底の底まで落ちていた室屋は、いかにして「世界一のメンタル」を手にしたのか?
本書には、白石の考案した「心身調律プログラム」のほか、
メンタルスキルの自己評価、心を整理するマンダラ、インスタント・リラクゼーション・テクニックなど、
白石が今まで指導してきたメンタルトレーニングの方法が集まっている。どれもすぐに実践できるものばかりだ。
白石はこのメソッドで、剣道の内村良一選手など一流のスポーツ選手たちを指導し、
W杯サッカー日本代表岡田武史監督のチーム作りもサポートした。
自分の実力を本番で発揮したいと思う人は、ぜひ今日からはじめてほしい。
メンタルトレーニングは一朝一夕に効果の出るものではない。
しかし、続けることで必ず変わる。
世界トップアスリートたちが実践する「白石式メンタルトレーニング」で得られる10のスキル
1 セルフモティベーションの力
2 積極的、かつ現実的な思考力
3 感情をコントロールする力
4 闘争心に燃えつつ平静でリラックスできる力
5 高いエネルギーを保ちつつ、次の行動に備えることができる力
6 決断力
7 注意集中力
8 強固な自信
9 強い責任感
10 万事を受容できる力
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- 序章いざ決戦のとき
- 第1章メンタルトレーニング開始
- 第2章自信をつける
- 第3章緊張をいかにとるか
- 第4章集中力を保つ
- 第5章不動心を確立する
2017年レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ最終戦。
予選が振るわなかった室屋は、
6時間後の1回戦で年間ランキング暫定1位のマルティン・ソンカと対戦することになっていた。
「先生、1回戦からいきなりソンカですよ」
動揺しかけている室屋に、白石は言った。
「いや、かえってよかったんじゃないの」
この会話ののち、室屋は会心の飛行でソンカを打ち倒すことになる。
しかし、ソンカは敗者復活で2回戦へと返り咲き……。
2010年、優れた技術を持ちつつも、
肝心な場面で力を発揮できていなかったエアロバティック・パイロット室屋義秀は、
メンタルコーチ白石豊と出会った。
結果をつかみ取るため、メンタルを鍛える。
7年間をかけて、レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップの
年間王者をつかみ取った室屋。
過酷なレースの中で室屋を支えた白石のメンタルトレーニング法を、ぜひ実践してほしい。
- 著者紹介: 白石豊(しらいし・ゆたか)
- 朝日大学保健医療学部健康スポーツ科学科 教授
スポーツメンタルトレーナー
1954年、岐阜県生まれ。筑波大学大学院体育研究科修了。体操選手を経て筑波大学男 子体操部のアシスタントコーチとなり、同部は13年ぶりとなる大学日本一に。30歳のときヨーガと出会い、体だけでなく気・心を整える「心身調律プログラム」を開発。メンタルトレーニングの指導を受けに来るスポーツ選手たちに向けて、30年間指導し続けている。独自のメンタルトレーニング理論により、女子バスケットボールの五輪日本代表チームをはじめ、スピードスケート五輪銀メダリストの田畑真紀選手、2005年最多勝を挙げたプロ野球下柳剛投手や日本ハムファイターズの田中賢介選手など、数多くのスポーツ選手を指導。さらに、2010年サッカーワールドカップ日本代表、岡田武史監督のチーム作りをサポートした。主な著書に『実践メンタルトレーニング──ゾーンへの招待』(大修館書店)、『心を鍛える言葉』(NHK出版)、『本番に強くなる』(筑摩書房)、『勝利する心──東洋の叡智に学ぶメンタルトレーニング』(サンガ)、『日本人を強くする』(岡田武史氏との共著、講談社)など。

- 著者紹介: 室屋義秀(むろや・よしひで)
- エアレースパイロット
1973年生まれ、福島県在住。幼少期よりパイロットを志す。2009年からレッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップに参戦。ハードワークと集中力を誇るパイロットとして知られる。2016年、千葉大会で初優勝。2017年シリーズではアジア人初の年間総合優勝を果たす。ルーキーシーズンの2009年に好調だった反動で、2010年シーズンにメンタルコントロールが不十分となる。メンタルトレーニングの勉強をする中で白石豊の著作に出会う。以降、メンタルトレーニングの指導を受ける。国内ではエアロバティックス(曲技飛行)を周知させる活動の一環として、全国各地でエアショーを実施。世界中から得たノウハウを生かして安全推進活動にも精力的に取り組み、福島県と共に子ども向けの航空教室を開催するなど、スカイスポーツ振興のために活動している。福島県「ふくしまスポーツアンバサダー」。福島県・県民栄誉賞 受賞。著書に『翼のある人生』(ミライカナイブックス)。
