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日本の未来を創る「啓育立国」
(商品コード:190805)
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元文部科学大臣が伝える、
予測できない時代を不安なく生きる方法!
AIに仕事を奪われるのではなく、AIと共に働いていくために。
シンギュラリティが迫り、今までの十年間とは比べ物にならないほどの変化が起こる、これからの十年間。
これまで日本社会の中で優秀だといわれてきた、
教えられた通り、指示された通りに動くことのできる人材は
淘汰される未来がやってくる。
新しい時代に必要とされるのは、どんな人材か?
●AI・ロボットが得意なこと
・暗記・記憶
・データの分析
・肉体労働
●人間だからこそできること
・0から1を生み出す
・マネジメント
・ホスピタリティ
今まで個々の感性として育まれてきたこれらの能力は、
体系的に育むことができる。
今こそ、教えられた通りに学ぶことを良しとする「教育」から、
人が持つ内的な能力を外に引き出す「啓育」へ変わるとき。
●今までの「教育」で生まれるのは…
指示された通りに動く、勤勉なイエスマン
●これからの「啓育」で生まれるのは…
自立して動く、クリエイティブな人材
啓育が新時代の人材を作る!
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- 序 章現代という時代
想像を絶する未来が訪れる
テクノロジーは指数関数的に成長する
感覚的に理解し難い倍々ゲームのすさまじさ
黒電話からスマホへ―加速するイノベーション
私たちはどのような存在なのか
少数の「神のヒト」と大多数の「無用者階級」
ベーシックインカムの議論に必要な視点
私たちはどのような道に進むべきか
人間だけが持つ能力を伸ばす
これからはどのような時代を描くべきか
私たちが進むべき道標をどのように示すか - 第一章「教育」から「啓育」の時代へ
「教育」という言葉の持つ意味
「啓育」の時代へ
日本の教育概念は遅れてしまっている
次の時代に求められるもの
自己肯定感を持てない日本の高校生
偏差値教育の限界
啓育と志
啓育的な取り組みを考える - 第二章啓育とこれからの時代に向けた人材育成
日本の教育に根づいている考え方
北欧諸国の制度から思うこと
これから求められる人材
人材育成は啓育によってできる
実際の取り組みとして―トビタテ!留学JAPAN
自身の経験から啓育を考える - 第三章啓育で子どもも親も成長し、地域も変わる
家庭内における親の役割
社会の変化と子育てのあり方
子育ての本質的な意味
啓育という概念で子育てを考える
啓育によって親も変わる
虐待問題に思うこと
「自由」についてもう一度問う
地域コミュニティの変化 - 第四章啓育と人生百年時代
人生は六十歳で終わるわけではない
人生を幸せに歩むために
地域コミュニティを活かしながら
世の中の考え方は変わっていく―六十歳以上は老後ではない
世の中の考え方は変わっていく―三十代、四十代の方へ
世の中の考え方は変わっていく―五十代の方へ
選択してきた結果、今がある - 第五章啓育としての社会保障
障害があっても能力を発揮できる社会へ
啓育によって社会福祉の考え方を変える
真のノーマライゼーションを実現するために
年々増加する社会保障費について
社会保障費の増加への対応
社会における価値観の変化
子供の貧困と社会の仕組み - 第六章啓育としての経済政策
働き方改革が目指すもの
主要先進七カ国中最低の労働生産性
啓育的な発想で生産性を上げる
幸福感の高い人は創造性も生産性も高い
意識改革なくして働き方改革なし
個人消費をどのように上げるのか
教育投資がもたらす経済効果
地域経済活性化の道
経済政策に必要な新たな考え方
GDPでは測れないもの
経済的問題が解決しても幸福になれるとは限らない
「幸福」と「啓育」には相関関係がある - 終 章啓育から見た日本の国際政策
スポーツを啓育的視点から考え直す
UAEの取り組み
日本が世界に発信すべき「共生の思想」
日本型のリーダーシップが求められている
- 序 章現代という時代
2045年にシンギュラリティが到来すると予測されています。
AIに仕事を奪われるのではないか?
今までと同じ働き方でいいのだろうか?
我々の不安は募るばかりです。
学校で教わったことを素直に学び、会社で言われるがままに仕事をし……。
そんな姿が評価される時代は、終わりを告げようとしています。
これからの時代に人間らしく幸福で生きていくために、
今までの「教え育てる」から、「啓(ひら)き育てる」へと変わるときが来ています。
将来に不安を抱える人にこそ、読んでいただきたい一冊です!
(編集担当:木村直子)
- 著者紹介:下村博文(しもむら・はくぶん)
- 昭和29年群馬県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。平成元年東京都議会議員に初当選。自民党都連青年部長、都議会厚生文教委員会委員長などを歴任し2期7年を務め、平成8年第41回衆議院総選挙において東京11区より初当選。2019年7月時点で8期目。
9歳の時、父の突然の交通事故死により苦しい生活がはじまる。高校・大学を奨学金のおかげで卒業できた。その間、多くの人々に助けられ「皆に恩返しを」という気持ちが高まる。また大学時代に交通遺児育英会の活動、早稲田大学雄弁会の幹事長等を経験し、日本をリードしていく情熱あふれる人々との出会いにより、自分の進むべき道は政治家であると確信する。
以来、その使命感が原動力となり、行き詰まった政治システムを再興し、「教育改革を通して日本の再構築」を実現することを目標とし、人の役に立つことが自分の人生の喜びであることを念頭に活動している。
自民党青年局長、法務大臣政務官、議院運営委員会理事議事進行係(第70代目)、第二次小泉内閣の文部科学大臣政務官、自民党国対副委員長、内閣官房副長官を歴任。自由民主党シャドウ・キャビネット文部科学大臣、自民党教育再生実行本部長を経て、文部科学大臣、2020年東京オリンピック・パラリンピック担当大臣、教育再生担当大臣、自由民主党総裁特別補佐兼特命担当副幹事長、自由民主党幹事長代行を務めた。現在は自由民主党憲法改正推進本部長として活躍中。単著に『世界を照らす日本のこころ』(IBCパブリッシング)、『下村博文の教育立国論』(河出書房新社)など。共著に『志の力』(小社刊)などがある。
