警鐘
(商品コード:191005)
-
テリー伊藤さん推薦!
「この男は逆風に強い
嵐の中の日本、
渡邉美樹に頼るしかない」
財政危機の日本で、中小企業経営者に送る警鐘とエール!
「このままでは、日本はつぶれる」
ワタミ創業者の渡邉美樹は、議員生活を終えた今、こう語る。
渡邉は、経営者としての意見を政治に反映させるべく、10万人の票に後押しされて国会議員となった。
しかしそこにあったのは、一人の声では変えようのない政治の姿。
国債の赤字が毎年膨らんでいるにも関わらず、各省庁の予算は年々増えるのが当たり前だった。
「このままでは、日本の財政はさらに悪化し、
財政破綻した韓国やギリシャ、アルゼンチンのような混乱に陥るだろう」
しかし、変化や時流を見極め、そのなかでどうなっていくかを考えるのが経営。
中小企業は、国に命運をゆだねるのではなく、生き残るための経営に舵を切るときに来ている。
経営者は、会社だけでなく、社員とその家族を守らなければならない。
渡邉が創業したワタミは、議員として経営を離れているあいだに、経営危機に陥った。
しかし、今は業績が回復し、五千億企業を目指すほどに成長している。
中小企業経営と大企業経営、経営者と政治家、
右肩上がりの経営と、経営危機からの復活。
危機の時代を乗り切る未来に向けた経営を、中小企業経営者に伝える一冊。
-
- 第1章破綻
経営者は国の将来を読むべし
膨張する日本の予算
欧米先進国との比較
海外で起こった悲劇
少子高齢化と社会保障費の膨張
年金崩壊〜老後に必要なのは6000万円?〜
アベノミクスは失敗
出口なき日銀の量的緩和
未来への責任を放棄した政治
MMT理論を声高に叫ぶ愚
縮小する日本経済から活路を見いだす - 第2章出馬
陸前高田は「日本の縮図」
都知事選に出馬したワケ
「存在対効果」を高めるために
アベノミクス第3の矢への期待
納得できない東電の存続
世界と戦える農業へ
全体最適よりも部分最適な政治
政治家として0点
孤独な戦いを支えた10万4176票
教育で国を変えるしかない - 第3章危機
債務超過寸前に追いこまれる
3つの投資の失敗
同じルートを走る2台のトラック
お客さまを裏切る「ワタミ宴会事件」
割引券の乱発
29年間でもっとも悩んだ介護事業の売却
強すぎた「和民」
企業は「生態系」そのもの
大量採用の弊害
全員との文通から、従業員アンケートへ
共感してくれる仲間がいれば、何度でも再生できる
ブラック企業批判に心が折れなかった理由
倒産寸前でも、1人もクビにせず
「経営の現場に戻れ」という声
創業者より贈る「10+1箇条」
一つひとつの課題にトドメを刺す
ブレない経営者は未来の想像力を持っている - 第4章ワタミモデル
社員とその家族を守るために
ワタミの「語り部」をつくりたい
正しい道ではなく「行く道」を決める
鳥の目と虫の目
財政破綻に2段階で備える
なぜ7割の中小企業が赤字なのか?
セブン―イレブンやアマゾンにできないことしかやらない
儲けることが、社会貢献に近づく時代
円安が日本の環境保全の追い風に
非営利団体も、日本破綻に備えた運営を
100年企業の象徴「ワタミオーガニックランド」
まじめにやれば、成り立つのが経営 - 第5章経営者育成
会社はつぶしてはいけない
経営者は常に学びつづける
時間に目的を持たせる
「重要だけど、緊急ではないこと」を優先する
生涯現役を貫く
- 第1章破綻
ワタミ創業者の渡邉美樹氏が、2013年以来6年ぶりにワタミの経営に復帰します。
6年間の議員生活の中で見てきた日本という国の実情は、
経営者の目からは信じられないものでした。
これからますます変化していく日本経済の中で、
会社と社員を守るために、経営者は何をすればいいのか。
政界と経済界の双方を知る渡邉氏が、中小企業経営者へ伝えます。
- 著者:渡邉美樹(わたなべ・みき)
- ワタミ株式会社代表取締役会長兼グループCEO・元参議院議員
ワタミグループ創業者。「地球上で一番たくさんのありがとうを集めるグループになろう」という理念のもと、外食・介護・宅食・農業・環境等の事業を展開し、「独自の6次産業モデル」を構築。
実名企業小説「青年社長 上・下」「新青年社長 上・下」(高杉良著)の実在モデルでもある。
日本経団連理事、政府教育再生会議委員、神奈川県教育委員会教育委員、日本相撲協会「ガバナンスの整備に関する独立委員会」委員、観光庁アドバイザーを歴任。現在、「学校法人郁文館夢学園」理事長、「公益財団法人School AidJapan」代表理事としてカンボジア・ネパール・バングラデシュでの学校建設(308校)・孤児院運営、「公益財団法人みんなの夢をかなえる会」代表理事として、実践経営塾「渡美塾」や若者の夢の支援、「公益財団法人Save EarthFoundation」代表理事として、限りある自然資源を有効利用し、持続可能な循環型社会づくりにも携わる。「医療法人盈進会岸和田盈進会病院」元理事長として、病院経営も経験。
2011年、行政に経営を持ち込むため東京都知事選に立候補。101万票を獲得。
同年6月より、岩手県陸前高田市参与(震災復興支援)に就任。
2013年、参議院選挙(全国比例区)において、104,176票を獲得し当選。
財政再建と脱原発をはじめ、6年間、経営者の視点で政策提言をつづけ、「外交防衛委員長」も経験する。
2019年7月、参議院議員を退任し、ワタミ株式会社取締役ファウンダーとして経営復帰。
2019年10月、ワタミ代表取締役会長兼グループCEOとして本格経営復帰。
